南関は一枚岩
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- 的中率
- 20%
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- 回収率
- 64%
細川記者
『たちあおい賞争奪戦』決勝の最大の注目はやはり南関4車の並び。地元の4渡邉は前検日に「決勝は(郡司と初日特選の並びとは)逆ですね」と冗談交じりに話していたが、大事な一戦を前に表情を引き締める。
「準決の走りを見せられたらちょっと違うなって。正直、ビビりました。自分も逃げ切りですけど格が違いますね。僕が郡司さんの前で頑張ります」
南関だけではなく、競輪界をリードしていく立場となったS班5郡司が要の番手を担う。
「地元と別々で戦うのは簡単ですけど、できることならまとまりたいと思っていました。でも自分にも(S班としての)立場があるし、(松坂)洋平さんは自力で動ける選手で(岡村)潤さんは地元。それぞれの気持ちがある中で、こうやってまとまれることは今後につながると思います」
腹を括った4渡邉を先頭にS班として結果を求められる5郡司が番手回り。互いに3番手を譲り合う中で地元の3岡村を立てて8松坂が4番手を固める強力布陣で他地区に優勝は譲れない。番手の5郡司が別線の巻き返しを阻みつつ抜け出して南関地区の牙城を守る。