感性を研ぎ澄ませて
-
- 的中率
- 30%
-
- 回収率
- 75%
細川記者
1古性がどのタイトルよりも欲しかった〝ダービー王〟の称号を賭けて大一番に臨む。川崎記念の直後にナショナルチームの練習に参加して意識が変わり、誰よりも強い気持ちでシリーズを戦い抜き、決勝へと勝ち上がってきた。
「ずっと日本一になるためにやってきていたんですけど、ナショナルチームの選手はオリンピックでメダルを目指していて、世界一を目指して練習をしているので。自分はまだまだ生ぬるかった。すぐに脚力がアップするわけじゃないですけど、精神的な部分でそこに気づけたのは大きい。今回は今まで走ってきた日本選手権の中では一番いい状態だと思うので。優秀戦は関東勢と力勝負をしたくて、そこにこだわったけど、坂井(洋)君のところまでは並べなかった。でもあれが中団からならっていうのはあったので。この時期はバンクが軽くなってタイムも出るけど、今回はそこまでじゃないので。ここまで来たら獲るしかないないですし、やることやって勝てるように」
今節は特に力勝負にこだわって戦ってきた印象で、ここまで未勝利ながらも状態は申し分なし。決勝は感性のままに縦横無尽な立ち回りで頂点を目指す。