- 中川
- 誠一郎
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まずは決勝の舞台へ
持っている力は誰もが認めるところ。昨年7月寬仁親王牌で初のG1優出を決め、「次の目標は優勝」と意気込んだが、その後のG1戦は7大会連続で準決勝敗退。優勝はおろか、再び準決勝が壁になってしまっている。
「G1を獲るためには、どんどん決勝に乗らないといけないと思ってるのに乗れてない。変な緊張感もなくいい状態で臨めてるのに、ここまであとちょっとが続くと…」
オールスターでも準決勝をのぞけば3連対。何かがかみ合えば―。その思いはファンも中川自身も持っている。ワールドカップもはじまり、ナショナルチームの活動も多忙になる。「体と相談しながら」。スケジュール調整も競輪祭の結果を左右する重要なファクターとなる。
「ワールドカップのあとは練習する時間がない。練習したいなって気持ちはありますね。競輪祭は地元地区だし、予選スタートだけど多少は有利な感じ。何とか決勝にいきたいですね。九州でたくさん乗って、誰かもうひとりグランプリに乗れるようにしたい」