当たる競輪! エンジョイ
平原康多
神山雄一郎
浅井康太
園田匠
深谷知広
東日本発祥67周年「倉茂記念杯」が大宮競輪場を舞台に、１月16日～19日の日程で開催される。主役は地元エースの平原康多だ。大会連覇へ全身全霊をかける。しかし、深谷知広、グランプリチャンプとなった浅井康太の中部ゴールデンコンビがその前に立ちはだかる。４日間に渡る熱戦からは目が離せない。
「今年は大きなところで優勝できなかった。自分の不注意で２カ月走れなかったし、ケガで年末は厳しいと思った時もあったので、ここにいれて嬉しい」 グランプリ前夜祭でこう話したように、昨年の平原は決して順風満帆ではなかった。だが、驚異的な回復力を見せ、賞金ランク３位で３年連続６回目のグランプリ出場を果たすと、「前がやりあっているのを見てるのもどうかと思って。優勝を獲りに行った。番手まくりの村上さんを乗り越えたし力は出し切りました」惜しくもグランプリ初Ｖは成らずも見せ場は作った。
当所記念では輝かしい実績を残していて、59、61、62、64、66周年と５Ｖ。ここは主役を演じて地元ファンの期待に応える。
15年は１年がすごく長く感じました。成績も落として苦しみましたけど、いい経験ができたと思ってます。大宮記念は若手もけっこういるし、勝ち上がっていけば、平原（康多）や池田（勇人）もいるので、しっかり頑張ります。
最近は流れがいいですね。状態もだいぶ良くなりました。15年は怪我があったりして大変な時期もあったんですが、かなり点数も戻りました。やれることをしっかりやって、１つでも上のレースを走れるように頑張ります。
スーパールーキーが２度目の記念参戦だ。Ｓ級初戦の11月取手は連勝で優参。続く12月伊東記念でも３日間、確定板に上がってアピールした。直近の小倉１着の走りも見事。今節も関東の貴重なけん引役として期待される。
地元のホープがいよいよＳ級に初挑戦だ。３年前の街道練習中の大怪我で出世は遅れたが、もともとポテンシャルは高く評価されていた。前期Ａ級戦は１着ラッシュ。何度も踏み直せる強じんな地脚で地元ファンを沸かせる。
15年はＳ級戦で21勝をマーク。まくりのスピードはトップクラスの選手と比べても遜色がない。その切れ味にも一段と磨きがかかり、航続距離も確実に伸びている。当所なら多少、後方に置かれても巻き返しは効く。
