- 守澤
- 太志
Pick Up 1
4月富山の決勝は吉田拓の後位に飛び付いて準V。自力のシーンは減っているが、番手戦のテクニックは確実に向上しているし、前で走るときは強気な位置取りを見せている。
例年通り競技大会に先がけて「全日本プロ選手権競技大会記念競輪」が5月21、22日の2日間、伊東温泉競輪場で開催される。短期決戦で二層に分かれたトーナメント制になっている。選考順位の上位27名が優秀戦にエントリー。勝ち上がった9選手が2日目の「スーパープロピストレーサー賞」で覇を競う。選考順位の28位以下の選手は選抜、特選に出場。「ダイナミックステージ」進出へ激戦を繰り広げる。グレードはF2だが、トップレーサーが一堂に介する大会。スピード自慢の機動型が短走路で激突する。
4月富山の決勝は吉田拓の後位に飛び付いて準V。自力のシーンは減っているが、番手戦のテクニックは確実に向上しているし、前で走るときは強気な位置取りを見せている。
4月高知記念では決勝に進出。続く静岡ダービーの一次予選は渡邉雄の先行を後方から鮮やかにまくって快勝した。当所は昨年12月の記念開催でも優出している得意バンクだ。
まくりのスペシャリスト。ビッグレースの出場経験はまだないが、トップスピードの切れはS級上位レベルだ。別線の機動型で主導権争いが激しくなれば、出番がありそう。
2月静岡記念の落車で鎖骨骨折。4月弥彦で復帰すると、続く静岡ダービーは力強い先行策で一次予選を突破した。何でも踏み直せる強じんな地脚で地元バンクを駆け抜ける。
大物ルーキーは一戦ごとに進化を遂げている。今年に入って早くも5V。4月富山は3連勝。連日、圧巻のパワーで他を圧倒した。トップクラスを相手に力試しの一戦だ。