当たる競輪! エンジョイ
深谷知広
浅井康太 欠場
新田祐大
新山響平
稲川翔 欠場
９月８日から青森競輪場で平成28年熊本地震被災地支援・開設66周年記念「善知鳥杯争奪戦」が開催される。浅井康太が当所欠場となり、深谷知広との中部優勢の構図が崩れた。かわって新田祐大率いる北日本勢が中心となり、地元の新鋭・新山響平も加わり強力布陣を敷く。
快進撃は止まらない。昨年７月にデビューすると、わずか半年でＳ級に特進。そして今年７月の函館は強豪相手に見事な逃げ切り勝ち。４日制の記念ではデビュー最速となる１年20日での優勝を飾った。
「強い選手に胸を借りる気持ちで走った。運とか展開が向いて勝たせてもらえたという感じですね。意外に早く優勝できたと思います」
いよいよ迎える初の地元記念。ファンの前で最高の走りを披露する。
「地元で応援してくれるファンも多いと思うし、観に来てくれる人もたくさんいる。そういう人たちの期待に応えられるように。かなりいいメンバーなんですけど、まずはしっかり決勝に乗りたいですね」
（正規あっせんでの）地元記念は5年ぶり。（状態は）ある程度は戻ってきました。レースでも練習でも車が出ていますね。（地元戦は）いつも気負いがあるんですけど、今回はあまり入れ込み過ぎないでやってみようと思います。
40歳を過ぎてから、気負いはないですね。番手、3番手で仕事をきっちりして、しっかりラインで決められるように走りたいと思います。（状態は）変わらずですね。地元の新山（響平）もいるし、みんなをサポートしていければ。
７月松戸で落車したダメージは深刻で、平塚、弥彦記念と明らかに調子落ちの印象だったが、８月松戸オールスターでは地元ビッグへ気合も入ったのか気配が一変した。ここまでにはさらに上積みが望めそうだ。
「セッティングを戻して感じがよかった」と復調を口にしていた弥彦記念で再び落車。松戸オールスターの成績はひと息だったが、無事完走できたことは大きかったはずだ。体調さえ戻れば、鋭いキメ脚で決勝進出も狙える。
６月別府記念で「練習の感じはいい。それが出せれば、かみ合えばいいと思う」と話していた言葉どおり、その後は安定した成績を残している。むしろ８月小倉で２勝、続く西武園では決勝進出と気配がよくなっている印象だ。
