- 園田
- 匠
-
S班として結果にこだわる
「S班になって周りの見方も変わってくると思うんですけど、自分らしく走るだけ。気持ちで走りたいです。結果にこだわって、勝つことにこだわります」
園田は1月立川記念から一貫して勝つこと、優勝することにこだわっていた。なかなか結果が出ないときでも、レーススタイルは崩すことなく。すると5月宇都宮記念でS班として初優勝。
「とりあえずホッとしています」
偽らざる思いが出た瞬間だった。その後は落車はあったが、共同通信社杯、寬仁親王牌で優参とビッグでも優勝争いを演じられるところまで上げてきた。千葉記念では準決敗退も「きつい中しのげたし、調子は悪くなかった。大敗はないし競輪祭までには修正して」と手応えをつかんだ。そして防府記念でも2勝。
「どんな形であれ今回は2勝できたし、競輪祭につながる走りはできました」
S班として勝つことにこだわった一年。地元で迎える今年ラストG1で優勝だけを目指して4日間を戦い抜く。