
平原康多
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ここで結果を
優勝は昨年9月から遠ざかっている。10度目のGP出場に見通しが立たないまま、今年前半のラストG1を迎えようとしている。
「(GP出場に)厳しい位置にいるけど、まだ半分も終わってない。一人横綱(脇本雄太)に追いつけるように。年齢に関係なく、あのスピード域にもっていきたい」
ナショナルチームの台頭により、トレーニング方法からフレームに至るまで、ありとあらゆる部分を見直して試行錯誤を重ねた。が、それを元に戻し、ダービーでも得るものがった。
「戻した部分と残した部分もあるし、そこは経験を織り交ぜて。感覚はつかみつつあるので、あとは煮詰めていってですね」
平原康多自身は不満を残す戦績も、今年の連対率は5割、3連対率は7割を超えている。あとは優勝だけ。3度目の高松宮記念杯制覇でスッキリさせたい。