格上・柴崎淳が貫録を示す

• 　大阪・関西万博協賛競輪IN福井は、６月10日～13日の日程で開催される。底力一番の柴崎淳、近況充実している渡部幸訓らが人気を集めそうだが、ラインの総合力なら近畿勢が断トツだ。鷲田佳史、小森貴大、伊原克彦、渡辺十夢の地元勢をはじめとして、岡崎智哉、高久保雄介など強大な戦力を誇る。高松宮記念杯に参戦する選手は不在のため、やや小粒なメンバー構成。実力横一線で優勝のゆくえは混とんとしていて、誰に勝利の女神がほほ笑むのか興味津々のシリーズだ。

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インタビュー

• 　直前インタビュー 1

• 　デビュー22年目を迎える地元の重鎮。とにかく安定感が抜群で、今年に入っての３連対率は47％強。５月平塚２着の準決では浅井康の６番手まくりにぴったり付け切っていた。連日位置がありそうなシリーズだけに連の対象からは絶対に外せない。

• 　直前インタビュー 2

• 　20年前期にはＡ級落ちも経験したが、その後は驚異のＶ字回復。後期にＳ級に復帰するや連対ラッシュで、昨年７月の当所記念では決勝進出も果たしている。自力主体のレースで若手キラーぶりを発揮しているのは何よりもの強調材料で、ここも連日の走りが楽しみ。

推奨選手

• 　Pick Up 1

• 　先行基本の自力攻撃は破壊力抜群。５月弥彦でＳ級初Ｖを３連勝で飾ると、同月函館記念７着。一次予選は組み立てがうまく行かず敗退も２日目、最終日は逃げて２着に粘っている。ツボにはまると怖い。

• 　Pick Up 2

• 　ビッグレース初参戦のウィナーズカップでは確定板入りを果たせなかったが、Ｆ１戦では変幻自在な組み立てで連がらみが多い。５月松阪では連勝で決勝に乗っており、自在戦が奏功すれば上位進出も望める。

• 　Pick Up 3

• 　４月川崎記念の一次予選は逃げて２着とはタイヤ差の３着に粘った。その後も同月平塚１着、５月大宮２着と連がらみが多く、大宮は特進後、初の優参。今節のメンバーなら上位戦でも侮れない。