• 富山記念GⅢ8/13〜8/16

インサイドレポート・シリーズ総評

後記 GⅢ 富山 08/13

 お盆期間に開催された富山記念。場内は大盛況で、短走路を舞台にスリリングなスピードレースが展開された。

 近藤隆は3連勝の勝ち上がり。四日市に続き、2場所連続の記念優出を果たした。

 「調子は変わらずいいですね。富山は6月に来たときも完全優勝できたし、本当に相性がいいです。四日市の決勝は失敗したけど、今回の決勝はしっかり力を出し切れたので納得しています。来月は地元のオールスターもあるので、これからもっと頑張ります」

相川永伍

相川永伍

 相川永は4232着と大暴れ。記念初優出で存在をアピールした。

 「追加で走った豊橋記念から中2日だったので、軽めに調整してきました。調子は一時期よりもだいぶ良くなってますね。準決勝はいつもなら構えてしまうところなんですが、今は位置取りも意識しているし、前々に踏んでいけました」

岡崎智哉

岡崎智哉

 岡崎智は1342着とシリーズ3度の確定板入り。着実にステップアップしている。

 「今回は内容も踏まえて、しっかり結果を出そうと思ってました。準決勝は力不足だったけど、ちょっと焦って踏んだので悔いが残りますね。課題も見つかりました。まだ次の記念のあっせんは未定なんですが、今度は決勝に乗れるように。それまでF1をしっかり走ります」

 長尾拳も3391着と大健闘。得意のまくりの破壊力に一段と磨きがかかっている。

 「ここ最近はずっと調子が良かったし、成績もまとまり出していたので、うまく流れに乗れれば記念でもいい勝負ができると思ってました。特に何も変えてはいないんですが、いい結果を残せて手応えをつかめました」

 地元勢は1人も決勝に進むことはできなかった。小嶋敬は一次予選で敗退したものの、敗者戦で2勝をマーク。最終日は渡邉一にまくられたが、力強い先行策でスタンドを沸かせた。

 「初日が一番緊張しました。連日、声援がすごかったですね。最終日は持たなかった。(渡邉)一成が強かった」

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