• 立川競輪場開設64周年記念鳳凰賞典レース1/4〜1/7

インサイドレポート・シリーズ総評

後記 GⅢ 立川 01/04

小橋秀幸

小橋秀幸

 16年の記念シリーズの開幕戦。昨年末のグランプリに出場した新田祐、平原康、神山雄、園田匠の4名を筆頭に、豪華な顔ぶれがそろったが、そのなかで好調な機動型がシリーズを盛り上げた。小橋秀は連勝で準決勝に進出。惜しくも決勝は逃したが、1年ぶりのS級で好スタートを決めた。

 「A級戦では後半良い感じで走れていたし、勝ち癖をつけられたことが今回の結果に繋がったと思います。初日の1着が大きかったですね。準決勝も着拾いにいかずに、いい勝負ができました。自信になります」

 佐藤和も一予、二予と力強くまくって連勝を飾った。

 「最近は積極的にレースで動いて、レースを走りながら脚を作っている感じですね。脚を使って位置を取っても、もう1度、そこからいい感じで仕掛けられるようになりました」

 高橋和は2441着と2連対。カマシ、まくりのスピードが冴え渡っていた。

 「2日目は失敗したんですが、残りの3日間は仕掛けるべきところでしっかり仕掛けられたと思います。こういうレースを続けていきたい」

 松岡孔もシリーズ2連対と健闘。落車の怪我から完全に立ち直っている。

 「ここに向けて、練習はそんなに追い込めなかったんですけど、やれることはしっかりやってました。状態は上がってきているし、感じも良かったです。今期はS級1班の点数を取りたい」

河村雅章

河村雅章

 地元勢の活躍も光った。岡田征に後閑信、河村雅と3人が決勝に進出。敗者戦でも鈴木雄、岡本大がそれぞれ2勝を挙げた。河村雅は11月の京王閣記念で落車。地元の復帰戦で記念初優出と見事な結果を出した。

 「予選を突破できるかって思っていたので、デキすぎですね。怪我の痛みはまだ残っているんですが、走る分には問題なかったです。記念初優参をホームバンクで達成できてうれしいです。決勝は緊張しましたけど、思いっきり行けました。ラインから優勝者を出せなかったのは申しわけなかったですね」

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