• 富山競輪場開設66周年記念瑞峰立山賞争奪戦6/24〜6/27

インサイドレポート・シリーズ総評

後記 GⅢ 富山 06/24

 短走路の富山記念は、連日見応え満点のスピードバトルが展開された。

小嶋敬二

小嶋敬二

 小嶋敬は追加で2年ぶりの地元記念に参戦。優出こそ逃すも、9161着と2勝を挙げた。最終日には好位確保から力強いまくりで上位を独占。地元ファンを沸かせた。

 「(最終日は)先行でもいいかなって。斬って、合わせようと思ったけど、そんな感じではなかったので、2車だし落ち着いて出させて。決まりやすいタイミングで踏めました。(準決で)村上(義弘)とも走れたし、2勝できてよかった」

 山中秀は4191着で準決敗退。しかし、初日は竹内雄を相手に先行策と強気な組み立てを披露。不発に終わった準決を反省しながら振り返る。

 「(初日は)ラインが3車いればと思うけど、僕が今までやってきた事が2車になってしまったと思います。3車付いてもらえるようなレースを今後は心がけたいです。それと、点数を上げるために、(準決は)負けたとしても4、5、6着に止めないとダメ。スピードに関しては負けていないと思うので、レース中の細かい点を課題にして」

 伊早坂駿は連日積極的に仕掛けて2連対。小松崎大に叩かれて、9着に終わった最終日を悔やむ。

 「(最終日は)負けパターンです。ハナに立って、後ろを警戒しながらだと、もう一回ダッシュしてもスピードが乗らない。何回でも、踏める脚を付けないと。でも、(今開催は)次につながる競走ができました。まだまだ成長していきたい」

末木浩二

末木浩二

 最終日の第9レースでは、チャレンジファイナルが行われた。勝ったのは末木浩。3番手を確保すると、バックからまくって快勝した。

 「走る前から展開が予想できなかったので、とりあえずSを取ってと。そしたら良いタイミングで林(大悟)君がきてくれて、3番手になりました。林君は思ったよりカカっていて。『強いな』と思ったけど、バックから一か八か踏みました。(1・2班戦は)自信と不安で半々ですけど、今までよりもっと練習して。(9連勝が)できるように頑張ります」

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