• 佐世保競輪場開設67周年記念九十九島賞争奪戦12/14〜12/17

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 佐世保 12/14

村上義弘

村上義弘

 今年も残りあとわずか。年の瀬も押し迫った佐世保記念では、今年の最終戦となる選手も少なくなかった。村上義もその一人。S班のユニホーム姿は、今年で一旦見納めとなった。

 「(S班として今年最後のシリーズは)普通でした。(S班の)ユニホームを脱ぐことは残念。それは、結果を残せなかったということなので。でも、ユニホームが変わったからといって、自分が自分であることは変わらない。(来年も)これまで通りのスタイルで走る」

吉田拓矢

吉田拓矢

 吉田拓は準決で裸逃げとなって5着敗戦。最終日は村上義を破ってシリーズ2勝目を挙げるも、5場所連続でG戦の優出を逃して表情は硬い。それでも、直前に迫るヤングGP、さらに来年に向けて気を引き締めた。

 「今回も、なかなか良い結果が出せなかった。モヤモヤする所があります。ヤンググランプリはフレームを換えて臨もうと。今のフレームは物足りないし、換えれば気持ちも良い状態で臨めるので。あとは、1月にあっ旋が止まるので。そこで、合宿にいったり、ウエイトをやったりして、パワーアップを図ろうと思っています」

伊藤裕貴

伊藤裕貴

 伊藤裕は二次予選で勝ち上がりこそ逃すも、連日積極的なレースを披露して2連対。責任と覚悟を背負ってシリーズを戦った。

 「欲を言うと、準決勝までは上がって。最終日は特秀を最低限走っていないと。(吉田)敏洋さんも言ってくれるんですけど、中部は若手が少ない。竹内(雄作)さんの次に(G1で活躍するのは)誰と考えた時に、順番的には僕なんですよ。竹内さんは脚力が違うっていうイメージがあるけど。僕はどちらかというと、谷口(遼平)や(川口)聖二とかと同じなので。そういう人が上にいけば、自分より若い人もやれると思ってくれる。今年は2班になったけど、点数を上げられたし、来年は1班に上がる。僕がしっかりしないといけない」

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