ピックアップ GⅢ 京王閣 05/12
京王閣記念は地元地区の関東勢が大挙として優出。決勝はラインの力を見せて別線を圧倒した。惜しくも準決で敗退した地元の大矢崇だが、二次予選で早坂秀らから金星を挙げるなど奮起。4月函館G3の優出に続き、存在感を示した。
「戦えるかなと言う感じはあります。勝負に徹すれば何とかなるけど、自力としてって考えると…。その辺に葛藤があって、まだハッキリしていないですね。もちろん、前々に攻めることは変わらずに。関東は自力で強い人がいっぱいて。吉澤(純平)さんとかを見てしまうと、もっと頑張らないとって気持ちになりました」
二次予選で敗退した黒田淳だが、終わってみればシリーズ3勝。3日目には単騎で山崎芳らを撃破。最終日は初日も連係した清水裕の番手から差し切って節目の200勝を達成。自力、番手とそつのない立ち回りを見せた。
「まとめられてよかったです。今は(成績に)波があるので、そこをいかにまとめられるか。(自力の時は)隙を突くタイプなので、流れに乗れるかが大事。確定板に入れなくても大敗しないとか。そうすれば、もっと点数も上がってくる。(番手を回る時は)最終日みたいに駆けだしに集中したり、チャンスをモノにできるように準備をして。できることからコツコツです」
堀内俊介は6着と負け戦ながら2勝。開催中の調整を課題に掲げ4日間を戦った。
「いまいち調子が良くなかったです。でも、そんな状態でも勝っていかないといけないし、底上げをしていきたい。筋肉量も関係あると思います。体が大きい人は疲れ辛い。ウエイトも(再び)やっていきたいですね。(調整が)難しいんですけど、(目標の開催)そういうのに標準を合わせつつ、しっかり対応したい。調子が良くない中で、最終日はラインで決まったのは良かった。ただ、(まくりでの白星だったので)先行をしたかったです」