• 久留米競輪場開設69周年記念中野カップレース6/23〜6/26

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 久留米 06/23

吉本卓仁

吉本卓仁

山崎賢人

山崎賢人

 九州勢は地元2人に長崎2人の4人が決勝に勝ち上がった。山崎賢―吉本卓―井上昌―坂本亮の並びで折り合って思惑どおりにレースを運んだが、番手まくりの吉本は2着。地元での記念初制覇はお預けとなった。

 「やれることはやったので悔いはない。(決勝は)あれが精いっぱいでした。今回は目標をもらっての決勝進出ですから。自分の力で決勝に乗る力があれば違ったと思います。自力で戦える脚をもっとつけたい。着実に1歩ずつ上がっていっているので、次は獲れるでしょう」

 売り出し中の山崎はオール連対の勝ち上がり。連日、果敢な攻めでラインをけん引。3度目の記念挑戦で初優出を決めた。

 「(記念初優出は)やっとっていう感じです。今回は初日から脚の感じもよかったです。あとはレースが下手って言われるので、しっかり覚えていきたいですね。G1クラスの選手が相手だと、まだまだ脚力も足りない。もっと練習して、同期の南潤に追いつけるように頑張ります」

櫻井正孝

櫻井正孝

 櫻井正はシリーズ2勝。第2の故郷で存在感を発揮した。

 「久留米は冬期移動しているバンクなので、気合が入りました。直前はこっちに来て合宿しました。だいぶ感じは戻ってきました。今回は自分なりに課題を持ってやって、クリアできた。最終日は外併走からどうするか考えて走って、しっかり勝てたのはよかったです。これからはもう少し先行に比重を置こうと思ってます」

 芦澤辰はシリーズ2連対。最終日はまくりを決めるなど、好調が続いている。

 「最近の成績は先行選手が頑張っているから。ラインのおかげです。(別線のまくりを)見てから持っていくんじゃなくて、気配を感じて止めるのが理想ですね。

最終日は自分も力勝負で、これだけやれるっていうところを若い子たちに見せられたと思います」

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