ピックアップ GⅢ 高松 01/31
中四国勢は昨年から地区全体が活気づいている。優勝した太田竜をはじめ、今シリーズも地元地区の記念で活躍が目立った。地元の香川勢は6名が参戦。ひとりも決勝に進むことはできなかったとはいえ、池田憲はシリーズ3連対を果たした。最終日は小川丈の後位を初手から竹内智に競り込まれたが、番手死守から自力を発動して1着。気迫の走りを見せた。
「(竹内を)一発で決めようと思っていた。最低でも最終ホームまでにと考えていた。切り替えるのがちょっと早かったですね。もうちょっと余裕があればよかったけど、それどころじゃなかった。決勝に乗りたかったけど、今の実力ですね。(太田竜馬に)しっかり付いていけるように練習します」
湊聖は直前の取手F1でオール連対の優勝。追加参戦の今シリーズは一次予選で敗退したが、敗者戦で3連勝。最後まで気持ちを切らさずに戦い抜いた。
「連日、前の選手の気持ちが伝わってきました。点数はマイナスになるけど走ってよかった。仲間に恵まれて、楽しく走れました。初日は僕の失敗ですね。体はずっと悪くないです」
中本匠は準決勝で九州ライン3番手を固めて3着に流れ込み、記念初優出を果たした。
「(山崎が)しっかり駆けてくれたし、内は締めてました。展開がよかった。余裕はありました。今回はシューズを元に戻して、よくも悪くも違和感なく走れました。決勝戦は雰囲気をしっかり味わえたし、いい経験になりました。またこのクラスで走りたいですね」
山田久は二次予選で敗退したものの、シリーズ3勝と存在感を示した。
「今回は初日から感じがよくて、3勝できました。体の反応もよ
かった。二次予選は
ちょっと熱くなりす
ぎて失敗したけど、
次につながる開催だ
ったと思います」