• 向日町競輪場開設69周年記念平安賞9/26〜9/29

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 向日町 09/26

稲垣裕之

稲垣裕之

 地元勢は村上義弘、稲垣裕之がともに準決勝4着で敗退。近畿からひとりも決勝に勝ち上がることができなかった。昨年大会覇者の藤木裕は二次予選で敗退したが、3度の確定板入り。最終日は1着で締めた。

 「2日目(二次予選A)は駆けなアカンところで駆けられなかった。最終日はチャンスがあると思っていたし、絶対に1着を取ろうという気持ちでした。お客さんにも喜んでもらえたので良かったです。今回は近畿からひとりでも多く決勝にという気持ちだったけど、それができなかった。準決勝21人のうち(近畿)4人では厳しいですね。でも、これで終わりじゃないんで、また頑張ります」

 昨年大会はケガで欠場した村上義弘は決勝進出こそ逃したが、シリーズ2勝。最終日はライン上位独占でファンの大歓声を浴びた。

 「体は動いてきています。(地元勢は)空回りしていたところもあるけど、みんながそれぞれベストを尽くしての結果。これが現状の力だと思います。(寛仁)親王牌に向けて、現状の中でしっかり上げていきたいと思います」

 稲垣裕之も決勝進出を逃したとはいえ、最後まで集中力を切らさずに走り抜いた。最終日は久々に先行で連にからんだ。

 「(準決勝で)敗退した分も最終日はしっかり走りました。決勝に乗れなかったのは悔しいですけど、地元の応援がすごい力になりました。今回は2日目から自力だったんですが、自力でマークでセッティングを換えて、それがスムーズにできつつあります。手応えはつかめました。しっかり力をつけて、また来年はみんなで頑張りたいですね」

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