ピックアップ GⅡ 福井 03/26
昨年の競輪祭(松浦悠士)、そして今年の全日本選抜(清水裕友)に続いて、またしてもこのコンビが優勝をさらった。松浦のVを演出した清水はシリーズを通して動きの良さが目を引いたが、それ以上にインパクトを与えたのが115期のルーキー高橋晋也だ。初のビッグ出場にもかかわらず、あわやのシーンをメイク。清水と同じ94年生まれの25歳が、これからの北日本地区をリードしていく。
「(決勝は仕掛けた)タイミングも良かったと思う。(最終)2センターくらいでは交わせるっていう確信があったけど、松浦さんに盛り返された。悔しかったけど楽しかったです。次につながるレースはできた」
一次予選から勝ち上がりの3走はすべて先行策。ナショナルチームに所属しているポテンシャルの高さをビッグの舞台で示した。
「しっかり魅せる競走で勝ち上がれた。ナショナルチームの看板を背負っているんで変なレースをしないようにしたい」