ピックアップ GⅡ 平 07/10

和田健太郎
今年3度のビッグレースですべて決勝に進んでいた和田健太郎は、今シリーズ残念ながら予選敗退。しかしながら、最終日には“らしい”シャープな差し脚で勝ち星を挙げて、02年8月のデビューからおよそ18年で通算300勝の区切りを達成した。
「(300勝は)できたらいいなって思ってたけど、こんなに早くとは。意識はしてなかった。意識したところでどうにもならないですから。ただ、最終日の(松坂)洋平もそうですけど、南関の自力選手が頑張ってくれて自分の1着が多くなっているんで感謝したい」
6月の高松宮記念杯の準Vで賞金を加算して獲得賞金は現在4位。初のグランプリ出場圏内にいるが、和田はあくまで冷静に口を開く。
「周りは言うけど、(グランプリ出場は)僕にはまったく見えてない。そんなに甘くない。高松宮記念杯の(決勝)2着があってたまたま。自分はこれからも一走、一走をしっかりと」