• 佐世保競輪場開設70周年記念九十九島賞争奪戦12/17〜12/20

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 佐世保 12/17

 12月17~20日の日程で開催された佐世保競輪開設70周年記念「九十九島賞争奪戦」は吉田拓矢の記念初優勝で幕を下ろした。優勝した吉田をはじめ、山崎賢人、新山響平、小川真太郎ら20代の機動型がそろって決勝戦に勝ち上がるなど若手の活躍が目立った今シリーズ。決勝戦で落車してしまった山崎だが、「大丈夫です」とレース後は気丈に振るまっていた。

 地元記念3度の優勝実績がある井上昌己だったが、今シリーズは準決勝で敗退。山崎賢の仕掛けに口が空いてしまった準決勝を悔やんだ。

 「全ては準決勝でした。賢人にしっかり付け切っとけば。三谷(竜生)のからみがなければだけど、タラレバを言ってもね。(まくった山崎の上がりは10秒8)この時期に10秒8はやり過ぎでしょ。今回は4、5年前に使ってたフレームを持ってきたけど、もう少しこれで頑張ってみます」

 瀬戸栄作は2着2回の成績。最終日は突っ張り先行の根田空史を叩きに行ったが、出切れず9着に敗れた。

 「完敗っすね。根田さんが強い。もっと練習しろってことですよね。今回は初日をクリアして、2日目は単騎で悔いが残るけど、最終日の特秀まで上がれてる。最終日は力勝負で負けたけど、いい経験ができました。来年につながると思う」

平尾一晃

平尾一晃

 平尾一晃にとっては初めての地元記念。S級に上がってから初めての記念、初めての9車立てに戸惑いや緊張もあったが、最終日に1勝を挙げて意地を見せた。

 「良かったです。最終日にやっと慣れてきた。それまでは1時、2時まで寝られなかったけど、3日目の夜はやっと12時に寝れたんで。緊張も初日ダメだった焦りもあった。最終日も6着以下ならA級落ちもある勝負駆けだったので。来年もう1回挑戦したい。もちろん今のままじゃ通用しないんで、もっと力を付けて再挑戦したいです」

岩谷拓磨

岩谷拓磨

 岩谷拓磨も今シリーズ注目を集めた選手のひとり。初の記念参戦で初日は1R、1番車に抜てきされた。

 「今回は本当に初日でしたね。兄弟子(小川勇介)が付いてるのに先行できなかった。そこから特秀まで上がれたし、3日目(根田空にカマされ2着)も攻めた結果だし、今回は気持ちの面で強くなれた。今回は腹くくって先行と決めてたので。これからは他地区にも認められる先行屋になりたい。そのためにもしっかり先を見すえて頑張りたいなと思います」

片岡迪之

片岡迪之

 前回の12月高松がS級初優勝だった片岡迪之は勢いそのままに今シリーズも存在感を発揮した。

 「最近は落車してないのが大きいですね。今期初戦の小松島記念で7車はヤバいと思って、そこから練習方法を変えた。8月ぐらいにそこそこ戦えるかなと思ったら、小倉でコケたので。良くなったら落車でダメになるの繰り返しだったけど、今は順調に来てる。特に何も変えてないので、要因はそれじゃないかな。優勝したのも大きい。今は意識せずに前々に行くレースができてる」

藤井昭吾

藤井昭吾

 藤井昭吾は一度もバックを取れなかった松戸記念の悔しさをバネに今回は主導権取りに徹した。

 「今回は前々に攻められた。最終日も(逃げて)何着に残れるかってレースだったし、繰り上がりでも1着で良かった。そういうレースをすることで僕は生きる。長所を出せるんだなと思いました。これを続けていきたいですね」

隅田洋介

隅田洋介

 最終日9Rに行われたレインボーカップA級ファイナルを制したのは隅田洋介。練習中の落車で5か月近い欠場からの復帰戦で豪快なまくりを決めた。

 「直前も(練習の)手ごたえは全くない。アマチュアには千切れるし、千切り合い(の練習)は弱いわで。でも休んでる間もウエイトはやってた分、ダッシュは良くなった。単騎は難しいけど、こうやってご褒美もあるし、ラッキーですね。すげえ(展開が)向いた。でも勝ちにこだわるのは今日ぐらいで、S級では魅せていかないと。(出場権はあった)競輪祭に出られなかったけど、次は点数でG1に出て活躍できるように」

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