• 函館競輪 第17回サマーナイトフェスティバル7/16〜7/18

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅡ 函館 07/16

小林莉子

小林莉子

 「ガールズケイリンフェスティバル2021」は、児玉碧衣がまさかの予選敗退。そして決勝では接触のアクシデントもあった高木真備は、4着に敗れて連勝が20でストップした。波乱のシリーズでもあったが、そのなかで石井寛子、小林莉子とガールズ創成期を支えた東京勢2人の直線勝負も見ごたえがあった。

 初代グランプリチャンプの小林は、ガールズ1期生としてデビュー10年目に突入。決勝では逃げた佐藤水菜の2番手で絶好の流れだったが、石井の差し脚に屈した。

 「こうやってガールズケイリンが10年も続くと思ってなかったし、みなさんにクローズアップしてもらってこういう舞台があるのは本当にありがたいですね。そのなかで自分の気持ちとしては、これが(大きい舞台での)最後の決勝っていうつもりで走っています。(この準Vが)惜しいというのか…。(石井)寛子さんが後ろに来ているのが見えて、慌てて踏んじゃった。絶好のチャンスが毎年巡ってくるわけじゃない。この失敗が(グランプリ出場争いの今年の)後半に響いてくると思う。(先行主体の)違う型の選手に負けるのとは違いますからね」

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