• 小田原競輪場開設72周年記念北条早雲杯争奪戦8/26〜8/29

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 小田原 08/26

守澤太志

守澤太志

 深谷、渡邉一成、松井宏佑とシリーズを引っ張った機動タイプの番手を日替わりで回った守澤太志は、3連勝で優出を遂げた。目標不在の決勝でも完全Vの期待が高まったが、結果は3着。が、十分に脚のあるところを見せ、勝ち上がりが恵まれではないことを自身の走りで証明した。

 「いつでも出せる準備はしてるんですけど、できれば自力ではやりたくない(笑)。もう追い込みでやるって決めている。それでも脚がないと勝負にならない。決勝にしても、もっとスパンとまくれたら良かった。さらにこれで新田(祐大)君、脇本(雄太)君が入ると違ってきちゃうんでね」

 芦澤辰弘はシリーズで3勝をマーク。5月末以来の勝ち星だっただけに、これでリズムをつかめそうだ。

 「今節の追い込み選手で、一番僕が恵まれた。ただ、最近は前の選手が抜けない状態だった。それがオールスターのあと計画を立ててみっちり練習してきた。(結果が出て)そういうのがわかったのも大きいですね。次の共同通信社杯(9月17日から)までも、今回の練習をもとにして、もう1回綿密に計画を立ててやっていきます」

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