ピックアップ GⅠ 弥彦 10/21
「3番手が取れて、あとはどれだけ仕掛けていけるか。せめて新田さんに番手まくりだけはさせないとっていうのがあった。平原さんのため、ラインのために」と、決勝を振り返ったのは吉田拓矢。高松宮記念杯の準Vに次いで、今年2度目となるG1ファイナルで平原の優勝に大きく貢献した。高松宮記念杯では宿口陽一と、続けて後位の選手がタイトルを奪取したことは、吉田にとっても大きな自信になったことだろう。
「僕が前の時に平原さんになかなか勝ってもらえなかった。レースは不格好だけど、勝ってもらえたんで良かったです。自分も常に獲るという気持ちで走らないと、タイトルは獲れないと思う。そういう気持ちをなくさないように」
現在、獲得賞金ランク10位(10月25日現在)。今年最後のG1、競輪祭では優勝がなくても初のグランプリ出場に手が届く。