• 防府競輪場開設72周年記念周防国府杯争奪戦10/31〜11/3

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 防府 10/31

 決勝は清水裕友が地元記念4連覇を達成。現行制度の4日制記念になってから、記念4連覇は史上初の大記録だ。さらには地元勢3人での確定板上位独占と、山口勢にとっては大団円のフィナーレだった。ここだけは譲れない。その気持ちを地元勢全員から感じた。

松浦悠士

松浦悠士

 松浦悠士は準決勝でまさかの7着敗退。寬仁親王牌を未勝利で終わるなど、近況は思うような成績が残せずにいた。ただ、最終日には町田太我とのタッグから白星締め。不安要素はなくなったようで、スッキリとした表情でシリーズを振り返った。

 「本当にずっと体の調子自体は悪くなかった。それなのに駄目で。なにか変な感じがずっとあったんですよ。吉田(拓矢)君に言われて気付いたんですけど、ハンドルがおかしかった。それを修正して、最終日は抜群によくなった。もう競輪祭までは修正するところはないですね」

小川真太郎

小川真太郎

 戦法の幅を広げた小川真太郎は、中四国の後輩の番手を回るシーンも珍しくなくなってきた。だが、今節は初日から4日間連続の自力戦。心境の変化もあったようで、次の競輪祭には初心に立ち返って挑む。

 「4日間自力は久しぶりでしたね。自分は初日が番手で、2日目から自力ってなるとリズムが作れない。初日が自力で、次が番手なら良いんですけどね。3日目が終わってからチェーンを一コマ伸ばしてみたら、その分車が流れてくれました。やっぱり自力の方が気持ちは楽。競輪祭はよっぽどのことがない限り自力でやりたいです。メンバー次第では考える事もあるけど、迷うくらいなら自力でやりたい」

山下一輝

山下一輝

 山下一輝は自身初の記念決勝に進出。決勝はライン3番手をしっかりと固めて3着に入り、歓喜の瞬間に立ち会った。絶対エースである清水とは練習仲間。この2人の連係が定番となる日も遠くないのかもしれない。

 「最高っすね。(清水)裕友の優勝に一緒に走れたのが幸せでした。裕友とは一緒に走れる機会があまりなかったし、A級の時に一緒になって、2人で暴走してバラバラになったことがあったんですよね。それがトラウマだったけど、今回で払拭できたかな。(周囲の期待を)裏切らないようにしたい」

酒井雄多

酒井雄多

 今年7月に1年振りにS級に返り咲いた酒井雄多は、9月向日町に続いて今期2度目の記念準決勝に進出。町田太我の番手を松浦悠士が回り、4車で結束した中四国勢に挑んだ最終日には、普段見せないヨコの動きも駆使した。

 「連日、宮本(隼輔)君とか、町田君と対戦して、VTRも見返したんですけど、スピードが違い過ぎて勝負できなかった。それなら、前々に踏んで奥の手じゃないですけど、ああいう(ヨコの)動きもやっていかないと。理想は先行一本ですけど、F1の予選でもそうはいかないので。現状では無理だけど、力勝負ができるくらいになれるように練習します」

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