• 松山競輪場開設72周年記念金亀杯争覇戦12/2〜12/5

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 松山 12/02

松本貴治

松本貴治

前回の71周年記念の覇者・松本貴治は、今年のオールスター競輪一次予選2を走った際に、誘導員早期追い抜きで失格。今回が約4カ月ぶりの実戦復帰となった。開催前検日には「こんなに空いたことはなかったですね。無難に練習をしていてタイムとかは変わっていないので、調子的にも変わらないと思うけど、復帰戦なので、走ってみないと。不安はないけど、緊張している」と、大会連覇を狙う気持ちよりも、復帰戦ということの緊張感の方が優っていた。

1走目を走り終えると「緊張はしたが、自然と体は動いた」と、レースの感覚はつかむことができた。「準決は門田君が頑張ってくれた。決勝戦は新田さんと力勝負がしたいですね。もちろん連覇を狙っていくけど、地元3人の中から優勝者が出せるように」の言葉通りに決勝戦は先行策を披露。「ラインから優勝者を出せて良かったです。4コーナーを回って一瞬(連覇が)あるんじゃないかと思いました。初日はデビューしてから今までで一番緊張しました。みんなの力で決勝に上がれて決勝にはなるべく仲間を多く引き連れて上がりたかった。(橋本)強さんは普段お世話になっている先輩だし良かったです。なにげに3着に残れましたしね」と地元記念で充実の4日間を振り返った。

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