• 玉野競輪場開設71周年記念瀬戸の王子杯争奪戦3/26〜3/29

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 玉野 03/26

松浦悠士

松浦悠士

 奇しくも今年2度目のビッグ、ウィナーズカップに続いての脇本雄太VS中四国勢(玉野記念は中国勢)という図式だっただけに、いつもの記念以上に注目を集めた感もあった決勝は、脇本のV。2月奈良記念、ウィナーズカップでしてやられた中四国2段駆けを粉砕した脇本が、通算300勝のメモリアルで嫌なイメージを払しょくした。2月の全日本選抜が終わると、トップ選手たちはゴールデンウイークのダービーに照準を合わせる。ダービー連覇がかかる松浦悠士も、当然ながらそこを見据えている。

 「(一昨年の)オールスターみたいにヨコが使えてなかった。しっかりと体で(脇本を)止めないといけなかった。圧倒的な脚力の前には、どうにもならなかった。自分の脚力はあんもんだし、どうやって(脇本に)勝つか。今日(決勝)の敗因から、次につなげていきたい」

 気温の上昇とともに、互いのボルテージもあがっていく。

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