ピックアップ GⅢ 平塚 04/07
地元記念で人一倍気合の入っていた松井宏佑だったが、準決勝の壁を超えることはできなかった。非凡なダッシュとスピードを最大限に生かした、一撃にかけるスタイルが今の持ち味だが、やはり一辺倒の感じは拭えない。競技活動との兼ね合いもある中で、今後の戦い方を模索していく。
「準決は不甲斐ないレースで負けてしまいましたし、今の走りに限界を感じました。調子自体は良いときも悪い時もあると思うんですけど、やっぱりいくら脚があってもこのままじゃ力を出し切れずに終わることもあるので。ナショナルチームに所属しているので落車のリスクを負うようなレースはできないですけど、ただ引いて仕掛けるんじゃなくて、郡司さんみたいに何でもできるようになっていきたい。今月の24、25日にイギリスでネーションズカップがあるので、17日から行って27日にかえって来る予定です。そこでしっかりと結果を出して来月のダービーにつなげていければ」