ピックアップ FⅡ 佐世保 05/28
荒井崇博は、5月のダービーで13年の高松宮記念杯以来のG1ファイナルに進出。今シリーズは欠場した盟友、井上昌己に代わって奮闘して、「スーパープロピストレーサー賞」でもあわやのシーンをつくった。現在は獲得賞金ランク13位(5月30日現在)。「(獲得賞金ランクとか)意識してない。特別(G1)の決勝に乗らなきゃと思っているし、それだけを考えてやっている」と言うように、まだ賞金の話をする段階ではないが、グランプリ出場圏内の団子状態のなかに身を置いている。
「(最終日は)チャンスはあったね。(最後の踏むコースは)待って中だったかもしれない。外を回しても突き抜けられるように練習します。ちょっと自分の脚を過信したのと、コース取りのミス。外でも届くと思っていたんだけど。ただ戦えるね、このクラスでも。高松宮記念杯が楽しみやね」
九州を支えタイトルも時間の問題と言われたころから十数年の歳月が流れたが、荒井がまたグランプリ出場を狙えるところまできている。