ピックアップ GⅢ 小田原 08/25
準決2個レースで南関勢が上位を独占。大挙6人が決勝に進出した。番組の偏りのあおりをもろに受けたのは、同じ東日本地区のS班、守澤太志。和田真久留を止められず大きくバランスを崩した準決では、落車に至らなかっただけでも驚きだったが、そこから立て直して4着。そのパフォーマンスからしたら、目標のない最終日に、町田太我をとらえたのも当然だったのかもしれない。
「人の後ろの方がもっと細かい判断をしている。(最終日のように)自力の時は大ざっぱでいいかなっていうのがあります。(初日から)3日間、買ってくれたお客さんに迷惑を掛けてしまった。だから、最終日は絶対に1着っていう思いでした。(二次予選、準決で別線の)強い人とあたった時でも勝ち切れるように。SSの僕から売れてたんで」
6月にあっ旋が止まりながらも、5月ダービー、8月オールスターでともに3着の表彰台。獲得賞金ランクも5位で3年連続のグランプリ出場も有力だが、初戴冠でのグランプリをファンも待ち望んでいる。