ピックアップ GⅢ 小田原 08/25
3場所連続の完全Vで5月に特進した北井佑季にとっては、地元の今シリーズが初のグレード開催。結果を求められる初めての9車立てで1着。甘さを露呈したところもあったが、それ以上のインパクトを与えるパワーで、名前を売った。
「いままでは7車立てしか経験がなくて、2車多いし、4分戦ってなるといろんな展開も考えられる。(準決は別線の)切り方もうまかったし、いままでにないスピード感で来られた。そういう時に自分が緩めて、引いて立て直せばもっと有利に戦える。突っ張りもあるって相手に思わせられることも、武器になる。準決は後ろに郡司(浩平)さんを連れていたので、絶対に突っ張るって考えしかなかった。そうじゃなくて、柔軟な組み立ても必要だと思います。ただ、基本的には400バンクなら2周、33バンクなら2周半を、突っ張って逃げ切れる脚はつけていきたい」