ピックアップ GⅢ 久留米 10/01
前検前日に村上義弘が引退を表明。弟である村上博幸は「信じられへん」と前検日に話していた。ただ、博幸自身も半年間の欠場からようやく復帰して、ここから這い上がろうと苦悩している最中。今節は1着こそなかったが、松浦悠士と2度、郡司浩平とも連係して今のS班の実力を肌で感じた。決勝2着は大きな前進だろう。
「(兄の事を)レースで思い出したりとか、競走に影響がある感じではなかった。でも、日頃の生活の中でふと考えてしまう開催だった。ホンマなんかなって。夢に見てしまうような感じ。選手としてやり尽くして終われたんだから羨ましい。自分もやり切りたいなって。今回は緊張感のあるメンバーで連日走らせてもらえて、自分の中で収穫があった。帰ってからやりたい練習も見つけました」