ピックアップ GⅢ 立川 01/04
新山響平は、S級S班として初めて臨んだ4日間のシリーズを➑着。野口裕史と激突した二次予選で敗退となったが、4走ともその評価が下がることのない内容だった。内容と同時に結果を求められるS級S班としての厳しさもあるが、ケレン味のない新山らしさを失わないでほしい。
「セッティングの問題もあって、踏み出しは楽に踏み込める。ただ、(サドルの)ハナが下がっているので、(一度)フォームが崩れるとなかなか戻せない。それで今日(最終日)は少しハナの角度を上げました。まだしっくりこないけど、練習して煮詰めたい。SSになったんで(今シリーズは)無茶せず結果にこだわった走りをしようとした。けど、結果が出なかったんで、もうちょっと積極的に走りたいなっていうのがあります。いまは2月の全日本選抜に向けて追い込む時期なので、(次の1月19日からの大宮記念は)疲れをためてになるかもしれない。でも、その方が思いのほか、良かったりもするんで」