• 豊橋競輪場開場73周年記念ちぎり賞争奪戦1/26〜1/29

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 豊橋 01/26

野口裕史

野口裕史

 脇本以外にも、バンクコンディションをものともしない男がいた。野口裕史は、4日間突っ張り先行。誰よりもキツい競走をやり抜いた上で「良い練習になった」とサラリと言ってのける。パワーと、気持ちの強さが野口の強みだ。

 「競りなので後ろが見えなかった。赤板目掛けて踏んだけど、やっぱり出られそうになっちゃいましたね。でも、山田(諒)君が踏みやめて、一瞬みんなフワッてなったのが分かった。そこで後ろが集結するのを待ってから踏みました。昨日(3日目)が、焦って踏んじゃったところがあったので、そこを反省して今日は落ち着いて駆けようと思って。もう、それでまくられたらしょうがないって気持ちで、吹っ切れて走れましたね。この4日間で、もっと重いバンクでも大丈夫になりました」

ページトップへ