ピックアップ GⅢ 和歌山 01/12
貴志修己は、初日に支部長の稲毛健太の前で駆けて1着に貢献。だが、自身は7着に沈んで勝ち上がりを逃した。稲毛が「練習とレースの差が激し過ぎる」と、厳しいコメントを残したのは、誰よりもその潜在能力を認めていることの裏付けでもある。後ろを引き出すだけで終わる選手では、決してない。
「(最終日は)落ち着いて駆けられた。初日、2日目と失敗したので、自分のペースで駆けられればと思ってました。やっぱり初日は行かないといけないメンバーだったけど、その中で冷静さもないといけない。行くだけだったら、正直僕じゃなくてもいいので。準決で中西(大)さんが引っ張るレースをしていたけど、あれを中西さんにやらせてしまったのが…。あの役割を自分がやらないと。そこに行けるように、頑張っていきたい」