• 静岡競輪場開設70周年記念たちあおい賞争奪戦2/9〜2/12

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 静岡 02/09

新田康仁

新田康仁

 二次予選で野口と接触し、落車した新田康仁。3日目に意地の1勝を挙げると、最終日は野口と再び連係して、渾身の差し切り勝ち。満身創痍の体にむちを打って2連勝で地元記念シリーズを締め括った。

 「ずっと野口がハイペースで駆けてくれた。2周踏んでくれたし、強かったですね。今日(最終日)は4コーナーから早めに踏ませてもらって、抜けるかどうかの勝負がしたかった。今回は1年に1、2回あるかの調子で入れたし、2日目に落車をしてなければいい勝負ができたと思う。久々の地元記念でしたけど、気持ち的にはいつも通りの感じで戦いました。去年はA級に一度落ちて、またS級に戻ってからも戦えている感じはあります。次は中4日なので、1日だけトレーニングして、あとは調整しながら準備したいですね」

 S級S班として3場所目となった新山響平。準決突破はならなかったが、最終日は打鐘から豪快な仕掛けで番手の永澤剛とワンツー。別線を完封する貫録の走りを見せつけた。

 「順番がきたら仕掛けようと思っていました。出たあとは強めに踏んで、流さない感じでいきました。最後まで持たなかったですけど、昨日(準決)よりは踏めていたと思う。今回は最低でも決勝と思っていて、S班らしい走りはできなかったですけど、自分らしい走りはできたと思う。まくりと先行を試せたし、あとはそれを使い分けられるためにも組み立てが課題だというの思いました。次はG1ですけど、その辺の課題を見つめて練習していきたいですね」

ページトップへ