ピックアップ GⅡ 別府 03/18
前回の大垣記念でグレード初制覇を遂げた犬伏湧也は、前々回の全日本選抜に続き決勝にキップを手にすることはできなかった。しかしながら、準決では郡司浩平の猛ブロックでフェンス付近まであおりを受けるアンラッキーな展開。決して力負けではなかった。
「(最終日は)あのスピードだったら(坂井洋には)来られないかなっていうのがあった。ただ、自分自身も警戒はされて、すんなり先行をさせてもらえない。だから難しかった。(ビッグの)決勝は遠いけど、地道に多少なりとも力がついてきている手ごたえはあります。僕自身、気持ち一本でやっているところもあるんで、準決で負けて落ち込んでいるヒマはない。準決はあれでも乗り越えられるように技術面も磨いていきたい」