ピックアップ GⅡ 青森 09/15
3日目まで持ち味を出せずいいところのなかった朝倉智仁だったが、最終日はラインを上位独占に導く逃げ切りでビッグ初勝利。20年8月のオールスターでは、先行策から1位入線も斜行で失格。幻の1着だっただけに、胸をなでおろした。
「最終日はラインを生かして、自分の形にできたのが良かった。ビッグだといっぱい、いっぱいです。3年前のオールスターで1着失格しているんでドキドキしました(笑)。最近は落ち目だったので、ジャン先行で1着を取れたのは自信になるし、これからにつなげていきたい。ここ最近は走り過ぎて疲れているっていうのと、気持ちの面ですね。モチベーションが保てなかったところがあったので、ここを目標にしてきました。(仲のいい)眞杉(匠)がG1を獲ったのはうれしかったけど、マジかって(背中が)遠くなりました。ただ、違反訓練の時に眞杉とも練習して、気持ちの持ち方と言うか、新しいモチベーションのつくり方もできたんで、(脚力を)戻していきたい」