ピックアップ GⅢ 松阪 09/23
前回の共同通信社杯が着の大叩きの3走で“お帰り”になった橋本瑠偉は、今シリーズは別人のような動き。「着より内容で」と無欲の走りがプラスに作用した。メンタル面を強調するだけに、ここから維持、そしてさらに上げていきたいところだろう。
「初日以外は確定板に乗れているし、(最終日の)特秀の1着も初めてだったんで自信になります。ずっと調子が良くなかったのでどうかなと思ったけど、ちゃんと踏めている感じはありました。(A級から戻ってきて)もう1年間、S級を走っているけど、9車立てを走ってなかったんで、そこが課題ですね。感覚がまだまだ。それでも(3日目も)思った以上に手ごたえは良かった。思い切って行っている時の方が、着がいいですね。自転車とか、なにかを変えたわけではないし、気持ちの面だと思います。眞杉(匠)もそうですし、(栃木は)周りにグレード選手がたくさんいる。(佐賀から)移籍して1年半になる。上の人たちを走る機会も増えてきた。関東のラインとして、自分もしっかりとラインに貢献できるようにならないと」