ピックアップ GⅠ 弥彦 10/19
9月の共同通信社杯で9年ぶりのビッグ制覇を飾った深谷知広は、3着での二次予選B敗退も3日目までは先行策を貫いた。最終日は太田海也、吉田有希の若い2人の壮絶な叩き合いを、まくりで仕留めて手ごたえをつかんだ。
「(最終日は)しっかりと(太田と吉田の叩き合いの)状況を見極めながら(仕掛ける)準備をしていました。(まくりは)最初3、4歩が足踏みしたけど、そのあとが伸びていったんで良かった。そっち方面のフレームなんで、まくりを打てたのは収穫だった。練習では使ってたフレームですけど、本番に持ってきたのは今回が初めて。(セッティングなどで)まだやれることはあると思うので、このあともやりながら乗っていこうと思ってます。まずは落とした体力と体重を戻して、そこからの練習をしていかないと」