ピックアップ GⅢ 和歌山 01/11
寺崎浩平は、ナショナルチームを卒業して今年から競輪一本の活動となる。その一発目の開催では、近畿を引っ張っていく姿勢を競走で見せた。寺崎を「近畿のキーマン」に指名した古性優作も「寺崎は本当に変わった」と評価した。大事な新年初戦の開催を、自身はこう振り返り、心境を語った。
「4日間バックを取ったのは初めてじゃないかな。着にも絡めていたし、良い1年のスタートになりました。先行にこだわりはないけど、早めに仕掛けてしっかり(ラインで)決まるようにっているのは意識してました。すごい実りのある開催でしたね。(近畿のキーマンと)そう言っていただけてありがたいです。G1に行くと、近畿の最年少は自分。下の世代に危機感を持ってもらいたい気持ちもあるけど、その反面で自分の立ち位置に気づきました。今年は重要な一年になると思っています」