ピックアップ GⅠ 岐阜 02/09
これまでもそうだったが、今シリーズも郡司の優勝に大きく貢献した北井佑季。初めてのG1ファイナルには、無傷の3連勝でたどり着いた。準決では脇本雄太と見ごたえの真っ向勝負。そして決勝でもあわやのシーンをつくっての3着。G1デビューだった昨年の全日本選抜からの経験が、1つの壁を乗り越えた。
「(決勝は)いかれちゃったっていうことは、力が足りないっていうことだと思う。ただ、冷静には走れました。(決勝の)ここで結果を出したいって気持ちでしたけど、平常心では走れました。しっかり自分なりに気持ちをもって4日間戦えたので、悔いのないレースはできました。なにがなんでも1着を取りたかった。去年まで準決が壁で、決勝に初めて乗れました。けど、すんなり優勝できなかったっていうことは足りないんだろうと」