ピックアップ GⅢ 奈良 02/22

菅田壱道
“タラレバ”になるが、守澤太志がさばかれていなかったら…。決勝であっと言わせた菅田壱道の俊敏な動きとまくりは、ようやく本来の動きを感じさせるものだった。6度のG1ファイナルを経験しながらも、まだタイトルには至っていない菅田のこれからに期待したい。
「(決勝は)バックで出切ったところでいけるかなと。三谷(竜生)君は脚を使っていなかったのもあるけど、力負けですね。自分は最大限のレースをした。ただ、古性(優作)君、三谷(竜)君、脇本(雄太)君とグランプリ王者が相手に最大限のレースができた。先行っていうよりこうやって対応する、ワンチャンスをモノにするために俊敏に動く持ち味を磨きたい。コンディション管理がうまくいっているのは収穫ですね。今回のメンバーだとG1の準決、決勝みたいな感じだったので、(この動きには)自信がもてる」