ピックアップ GⅢ 松山 03/07
今年からS級に昇格して今回が2度目の記念シリーズとなった山口多聞。最終日はアクシデントもあり大敗を喫してしまったが、初日、3日目と持ち前の先行力を誇示して存在感をアピール。同県の平原康多が認めるほどのポテンシャルの持ち主で、今節3日目に連係した鈴木竜士は「眞杉(匠)みたいに強かった」と驚くほどで、さらなる活躍が期待される。
「高松記念も今回も初日はなんとか勝ち上がれたんですけど、特選組と対戦する二次予選は大敗してしまっているので。今回対戦した深谷(知広)さんのスピードは凄かったですね。自分はまだ勝ちパターンが少ない。先行がストロングポイントというよりそれしかないので。もう少し幅を増やしていかないと。最終日みたいにまくりになったときでもいけるように。練習は兄弟子の森田(優弥)さんたちとやらせていただいています。自分も強くなっていけるように」