ピックアップ FⅡ 高知 05/25
全プロ記念の初日では圧巻のまくりで後藤大輝の逃げを仕留めた河端朋之は、27日の全プロ競技大会でスプリントにエントリー。予選1位のタイムを叩き出すと、その後は一本も取られることなく昨年の雪辱を果たし、雨谷一樹とのファイナルを制した。12年ぶりのスプリント制覇で10月の寬仁親王牌は、理事長杯からのスタート。デビュー15年目にして昨年の寬仁親王牌ではG1初優出を遂げたが、このデキなら10月を待たずに次回の高松宮記念杯も期待はできそうだ。
「(12年ぶりのスプリント優勝で)歳をとったのに、もう1回できるっていうのはすごいですね。今年は40歳の学年なんで。今年オリンピックに出る子たちが、こっち(全プロ競技大会)に来たらさすがにかなわない。引き際を考えておかないと(笑)」