• 福井競輪場開設74周年記念不死鳥杯7/20〜7/23

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 福井 07/20

岸田剛

岸田剛

 今年の3月に地元の福井バンクで特別昇級を決めてS級に昇格した岸田剛。もちろん今年が初めての地元記念であったが、準決勝まで勝ち上がると、同門の脇本勇希の前で一肌脱いだ。最終日は初日にも連係した渡辺十夢とのリベンジ戦であったが、しっかりとワンツーを決めて人気に応えてみせた。

 「初日はめちゃくちゃ緊張してしまって、ガチガチでした(苦笑)。でも師匠(脇本雄太)にアドバイスを貰って。緊張しないように呼吸法も試したりして。終わってみれば意外と早い4日間でした。(準決勝を振り返り)去年は勇希がその役回りだったので、今年は自分がと思って頑張りました。自分も頑張っていればそういう時が来ると思うので。初日に十夢さんと一緒の時に失敗したので、最終日は決められて良かったです。でもやっぱり末脚が甘いですね。4日間とも先行できたのは良かったんですけど。最近は先行でもまくりでも差されてしまっているので。もっとトップスピードの維持ができるように。そこが今の課題ですね」

 昨年の近畿地区プロの1000mTTで寺崎が持つ記録を破り大会新記録を叩き出した逸材で、今後の活躍に期待は膨らむばかり。課題克服に務めて戦いのステージを上げていく。

ページトップへ