ピックアップ GⅢ 向日町 09/05
武藤龍生は、今節から使ったフレームがマッチ。タテの強化を求めて、同県の宿口陽一のフレームを使ったことが功を奏した。決勝は、脇本雄太の番手を初めて経験した。
「(脇本は)今までは、相手としてどうやって倒そうかって考えていた人で、いざ付いてみて初連係って所もありましたけど、力み過ぎて離れてしまった。そのあとは脇本さんを追いたかったけど、かなり外を踏んでいたし、そこは追っていけないと思って内だなと。コースを縫いながらって感じになりました。自分でも、よく3着まできたなと。フレームの特性だと思う。自分の思ったコースに入っていきやすい。ためも作れますし。この4日間、このフレームで走って収穫でした。この方向で煮詰めれば、このフレームの特性をよりいかせると思う。結果3着までこれていますけど、脇本さんに離れていますし、脚力ももうひと段階上げていかないと。今日(最終日)は、まだ脇本さんがまくりだったのであれですけど、カマシとかなら裸逃げになっていますし、そうなると自力選手との信頼関係にも関わってきますし、ラインとして崩壊してしまう。今回、脇本さんに付いて感じたことや、話したことを練習仲間でブラッシュアップしたい」