ピックアップ GⅢ 別府 10/11
地元の大西貴晃が初めてのG3優勝。7月の別府記念で優勝した阿部将大に続いての地元勢連続優勝にファンが沸いた。ガールズケイリンではグランプリ出場を目指す石井寛子が完全優勝。ここから最終決戦の競輪祭女子王座戦に向けてギアを上げていく。
![杉森輝大](http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/yenjoy/images/pro/kaisai/2024/86/20241011/8620241011-014930-211420.jpg)
杉森輝大
杉森輝大は初日特選で長島大介のまくりを差して1着。二次予選でも大外を踏み込んで鋭い伸びを披露。準決勝、決勝は九州勢の二段駆けに屈した形にはなったが、シリーズを通して伸びが光った。今後はG1戦線での活躍を視野に入れていく。
「京王閣からフレームを換えて今までにない感覚です。反応がいいし、道中でも余裕がある。1戦、1戦、力をつけてG1に向けて戦っていきたい。自転車が進んでいるので勝負できる状態」
![菅原晃](http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/yenjoy/images/pro/kaisai/2024/86/20241011/8620241011-013744-211421.jpg)
菅原晃
菅原晃は3着と3回の確定板入り。弟子の大西貴晃が優勝したが、師匠も復調の兆しを見せるシリーズになった。
「今回はたくさん確定板に乗ることを目標にしてきたし、3日間確定板に入れて良かった。3場所前の玉野から那須(久幸)さんのフレームを使っているんですけど、余裕はあるし伸びが良くなりました」
![是永ゆうき](http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/yenjoy/images/pro/kaisai/2024/86/20241011/8620241011-015867-211422.jpg)
是永ゆうき
地元の新人・是永ゆうきは初の4日制競走だった。予選の2走は2着2回。準決勝は7着で敗退も、最終日は本格デビュー後初勝利まであと一歩。微差で惜しくも2着に終わったものの、レースのスタイルが定まってきた様子だ。
「特に作戦は考えていなかったし、流れで走ろうと。枝光(美菜)さんが反応して追っていったのでそこを追っていきました。1着だと思ったんですけどね。準決勝は悔しかったですけど、2日目に坂口(楓華)さんの速さを体験できましたし、収穫はありました。自力は一般戦なら考えますけど、今は自在を磨いていきたい」
![高木萌那](http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/yenjoy/images/pro/kaisai/2024/86/20241011/8620241011-015866-211423.jpg)
高木萌那
高木萌那も126期の新人選手だが、ゴールデンキャップを獲得している逸材。ルーキーシリーズの落車の影響はあるようだが、今後は自力勝負で力をつけていきたいと語る。
「(ルーキーシリーズの落車は)骨に異常がなかったんですけど、骨盤が歪んでしまって右足で数か所、反応しない部分があるんです。落車した後にセッティングを換えたり、体に合うようにしていかないといけないですね。4日制は体力的にキツいし、男子選手はすごいなと思いましたね。準決勝とか濃いメンバーになると自力を出すこと自体が難しいなと思いました。組み立てだったり、いろいろと課題はありますけど、これからも自力で頑張りたい」