ピックアップ GⅢ 防府 11/01
大西貴晃は、10月別府G3で、G3ウィナーの仲間入りを果たした。その別府は4日間を番手で戦っていただけに、直後の今節の立ち回りは大事なものだった。初日はカマシ先行で2着に逃げ粘り、最終日は番手回りから献身的な援護を見せた。
「原田(研太朗)さんの一撃は、あると思っていたし、車間を詰めた勢いで持っていったけど、33で人の後ろを回った経験が浅い分、超えられてしまった。そこは自分の技術不足なんで、反省したい。あそこで番手まくりしても、すぐに人の後ろは回れなくなると思う。自力の信用があっての番手だと思うので。自分は自力で走って、結果を出せていない。逃げられる時は逃げていかないと、まくりも決まらない。自力で結果を出せるくらい脚を付けて、ハコを回っても信頼される選手になりたい」