• 松阪競輪場開設74周年記念蒲生氏郷杯王座競輪1/23〜1/26

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 松阪 01/23

岩本俊介

岩本俊介

 和歌山記念は直前のアクシデントで欠場を余儀なくされた岩本俊介にとっては、今シリーズがS班としての初陣になった。初日特選、決勝では深谷知広、郡司浩平の後ろで3番手の仕事をこなし確定板入り。二次予選、準決では番手回りでの責務を全うしてシリーズを23着。「(S班でも)中身は一緒なんで(笑)。ただ、期待してくれるお客さんが増えたと思うので頑張らないと。9人のなかで9番目ですから」と、力むことなく、あくまでもいままでの岩本のままだが、順調な船出には胸をなでおろしていることだろう。

 「(決勝は深谷が)突っ張ってからの動きも、(別線が)削りながら降りてくるんでしっかり付けてと。(失敗すると)一番大事なところで台無しにしてしまう。最後まで我慢してれば、郡司もコースを空けてくれるだろうし、そういう信頼関係で3人でやっている。(S班でも)精神的にも、肉体的にも同じ人。俺が格上なんて気持ちもなく、いつも通りチャレンジ精神で臨めた。(シリーズを通して)前の選手が頑張ってくれたおかげだけど、(最初のシリーズで深谷、郡司と)一緒にやって結果を出せたのは大きい。(和歌山記念は)直前に練習で転んだので欠場させてもらったけど、体の方はもう問題ないです」

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