ピックアップ GⅠ 豊橋 02/21

犬伏湧也
前回の岐阜F1では、すべて逃げ切りでの完全V。波に乗って今シリーズを迎えた犬伏湧也は、最終日を白星で締めて2勝をマークした。それでもグランプリを見据えている今年だけに、満足することはない。
「(最終日は佐々木悠葵が)そのまま駆けていけば(3番手でも)良かったけど、流したんでちゅうちょしないで行きました。佐々木君は同級生だし、負けたくなかった。叩き切ってモニターを見たら、後ろが紫(佐々木)だった。1人になったけど、ゴールまで踏み切れました。思いのほか自転車が流れたんで、風が強いなか良かった。準決も外枠だったけど、もっとなんとかできたんじゃないかと。そこを打破していかないと。たまたま(G1の)決勝に乗るんじゃなく、毎回乗れるように。自分は中四国、とくに四国を引っ張っていくために、もっともっと強くならないと意味がない。やれることはいっぱいあるし、自力をもっと強化していかないと」